ジョイントリサイタル終了
お久しぶりです。
先日無事にジョイントリサイタル終了しました。
ご来場下さいましたお客様感謝致します。
ジリオサレジアーノの方々が受付を手伝って下さったり音楽の共同作業場の郡司先生が演奏会を宣伝してくださったり多くの方々のご協力があって演奏会を無事に終えることが出来ました。
演奏も思ったよりよく出来たと思います。前回はゆめりあの響きが自分の耳でよくキャッチできず怒鳴ってしまって失敗したけど、今回はその点はうまく行った。それでも闘牛士の歌はちょっと頑張りすぎちゃったけど。次回は少し楽に歌えるでしょう。
最初にDuettoを持ってきたのも声帯を高音域にならすのによかったとおもう。なぜかというと今回選曲したDuetto5曲の内4曲はテノールの物だった。ちょっと前まではあんな高い音は出なかったけどシューマンの美しく流れる音楽を聴いたらそれに合わせてすいすいと出てしまったのには驚きだった。つくずく音楽とは点では無く線。そして技術だけでは無く感じ取り発する心が必要なのだと思った。
学生の時ドイツリートの良さってよくわからなかった。違う言い方をすると音楽の美しさを理解できる曲が少なかった。ここ数年で好きな曲が増えたのは、ミュンヘンにいる時に現地で沢山のドイツリートに触れたからだろう。年齢を重ねる毎に音楽を感じる心の幅が広がって行くのを感じる。
このシリーズは歩けなくなるまで続けようと思っているので長い目で見守ってください。次回はこのページでも告知しますので。よろしくお願いいたします。
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